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設計する際、限られた空間の中で如何に広がり感を出すか色々と工夫しています。

その一例で、先週撮影させていただいた関屋下川原の家の例を挙げます。
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↑設計コンセプト↑

どのように広がり感を出すことが出来るか、図にしてみました。

関屋下川原の家での大きなポイントとしては、
「空間の容積を変えずに、如何に広がり感を出せるか」
という点です。

 一つのボリュームを二つに分けます
    ↓ ↓ ↓
 そのボリュームをずらします平面的な広がり
    ↓ ↓ ↓
 ③小さな吹抜を付け加えます(立体的な広がり



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コセンプト図の②を平面的に書いた図です。
ピンクと青をずらすことにより、視線が延びて、奥行を感じられるようになります。

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③そして、小さな吹抜を付け加えます。
ただ付け加えると、その分、部屋の容積が増えてしまいます。
ですが、天井をほんの少し低くすることにより、もとの容積のままです。

天井がほんの少し低くなっていますが、小さな吹抜があることにより、天井高さのメリハリが出て、広がり感を出す効果が増しています。




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奥のキッチン側からの写真
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対角側の玄関を入ってからの写真

視線が対角に延びて、広がり感を感じませんか?
少し低めの天井高さも、開口部(サッシ)の高さを天井に合わせることにより、気になりません。
そして小さな吹抜が、天井高さのギャップと視線の抜けをつくり、広がり感を演出しています。

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小さな吹抜(写真:Daily Lives Niigata)

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LDK全体(写真:Daily Lives Niigata)

広がり感の演出に関しては、つねに工夫しているので、決まったカタチを決めている訳ではなく、物件ごとに変わります。
敷地条件、オーナーのライフスタイルやコストなどなど。
当然のことながら、条件が異なれば、設計も変わってくるのです。

広がり感を演出する他の例も、ホームページのコラムもどうぞ。
 吹抜に頼らず、開放的な空間をつくるには(←クリック)
 小屋裏の有効利用~開放的な空間~(←クリック)



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住まう家族にとっての快適さと、
建築としての可能性を追求する。
加藤淳 一級建築士事務所
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by jun-arch | 2019-09-25 10:01 | コラム | Comments(0)

昨年の夏頃にお引き渡した関屋下川原の家に、Ag-工務店の渡部さんと撮影でお伺いしました。


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長男のたいちゃんが元気よくお出迎えしてくれました(^^)

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たいちゃん、モデルにもなってくれました☆



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キッチン
撮影にお伺いしたにも関わらず、オーナーから美味しいコーヒーを頂いちゃいました💦
モデルにもなってもらって、K様、本当にありがとうございます!


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玄関からLDKに入る
家族が入ると本当に空間が活きてきます(^^)


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リビングスペース


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ダイニングと小さな吹抜。
ダイニングテーブルはコーナー部分にあります。
溜まりが出来て、落ち着くスペースです。
小さな吹抜の小窓から光が入り、白壁に反射して吹抜全体が明るくなり、ダイニングが気持ちの良い空間になります。

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ダイニングとキッチン

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ダイニングから


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3畳のサニタリースペース
浴室の脱衣室も兼ねています。
LDKに接して、サニタリーがあります。
冬は引戸を開けたままにして、浴室や洗濯物の湿気を、過乾燥になりがちなLDKに呼び込みます。
洗濯物も乾いて一石二鳥(^^)

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LDKのファミリークローク
サニタリーの横にあります。
洗う→干す→仕舞う
の家事がラクラクです(^^)
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2階ホールにある本棚
ちょっとしたスペースに本棚を設けました。
有効利用されていました☆


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小屋裏の書斎と納戸も良い感じに使われていました☆

撮影はDaily Lives Niigata鈴木さん

フローリングも定期的にメンテナンスされていて、とても綺麗でした。
ご主人が掃除や換気扇のお手入れなどのTODOリストを作成し、奥様と二人で協力してこなしているとお聞きしました。

K様の施主力、高すぎですっ💦

住まいに愛着をもっている様子が伝わってきて、とても嬉しくなりました。
お引き渡ししてから、生まれた赤ちゃんも、長男のたいちゃんもすくすくと育っていました。
「かとうさん、かとうさん」と話しかけてくれて癒されました(^^)

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by jun-arch | 2019-09-18 11:07 | 経年変化する木のいえ 生活風景 | Comments(2)

関屋下川原の家、竣工写真です。
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関屋下川原の家は、長方形になりがちなLDKを雁行させることにより、実面積以上の広がりを感じさせる住まいです。
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LDKのコンセプト図です。
視線の距離が延びるため、広がり感が出ます。



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さらに、ダイニングに小さな吹抜を設けました。
一部を小さな吹抜にして、視線の抜け感をつくっています。
水平方向に加え、立体方向での広がり感も加えています。

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テーブルを置く、ダイニングスペースです。
プランを雁行させたことにより、コーナーの部分が出来ます。
そこが、すわりが良い、というか、空間の溜まりになって何となく落ち着く居場所になります。

居心地の良さを出すために、コーナー部分は、あえて開かない窓(FIX窓)にして、既製品のサッシを使いませんでした。
サッシの枠材が無いので、スッキリとした窓廻りです。
壁のシナ合板が、床のバーチフローリングと調和していています。

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玄関。
奥にシューズクロークがあります。
引違い扉で、隠せる収納です。


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扉の上と下が空いていて、シューズクロークに湿気が籠らないようにしています。
空けているのは、玄関側から光を採り入れる理由もあります。
一石二鳥(^^)

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階段スペース。
2階からの自然光が良い感じで降りてきます。
デザインとは呼べないかもしれませんが、こういうの何気ないものを大事にしていきたいなぁ、と考えて設計しています。

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ロフトの書斎スペース。
個人的にこういう場所、大好きです(^^)
テーブルは、施工のAg-工務店 さんからの、オーナーへのプレゼント。

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日が沈む頃の写真です。
とても暖かみのある空間になりました☆


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奥様こだわりのマリメッコのカーテンシェード☆
オープンハウスでも大好評でした。


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外観の写真。
スッキリとシンプルな外観です。

内部もナチュラルな色調で統一されていて、とても明るい空間になりました。
その色調と、小さな吹抜により、2階よりも暗くなりがちな1階が、とても明るい空間になりました。

また、ここが一番大事なのですが、関屋下川原の家では、耐震性MAXの等級3と、高い省エネ性能を基本として設計されています。

いくら住み心地が良くても、肝心の構造と省エネ性能がシッカリしてなければ意味がありませんっ!
加藤淳一級建築士事務所では、その耐震性と省エネ性能を担保した上で、暮らしやすさや居心地の良さを追求してます。


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by jun-arch | 2018-10-04 10:13 | 新築・改築 | Comments(0)

先週末、関屋下川原の家オーナーのご厚意により、オープンハウスを行いました。
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オーナーから、
「私たちも何軒かオープンハウスを見せていただいてイメージ出来たことろもあるので、他の方にも実物を見て参考になるところがあれば嬉しいです」
と、ありがたいお言葉をいただきました(涙

一生住み続ける家を造るのに、HPや写真だけでは、不安になったり、悩みも多くなりますよね💦
私たちはモデルハウスを持っていないので、協力していただて本当に感謝です。



来場者によって表現は違いますが、

「内部がナチュラルな感じで統一されていて雰囲気がとても良いし、明るい」

「外観が延べ床面積の割に大きく見える」

というような感想が多かったです。



今まで、「ブラックの外壁が良い」

と言っていたお客様が、関屋下川原の家を見て、

「ホワイトの外観、良いですね!ブラックは止めて、ホワイトにしようかな、、、」

と本気で悩まれていました。
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(施工中の外観写真)


他にも、LDKの広がり感、床下エアコン、収納力、キッチンの広さ、食洗器やサニタリー等々、反響がとても良かったです。
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オーナーこだわりのマリメッコのシェード☆

今回、全体的にとてもシンプルにまとまっているので、マリメッコのシェードが際立ちました(^^)
「我が家にも!」と、私が聞いただけでもリクエストが3件ほどありました。


という感じで、オープンハウスを23日と24日の午後に行ったのですが、とてもとても大好評でした(^^)


駐車場の関係で予約制だったのですが、同業者の方も合わせて、20組弱の来場がありました☆
貴重な連休にも関わらず、ご来場いただいた皆様、大変ありがとうございますm(_ _)m

Ag-工務店さんに施工をお願いしている別の設計事務所の方も観に来られて、

「何でもっと告知しないんですか?もったいない!」

と言われました^_^;

というわけで、もしご興味のある方はご連絡ください☆
ご案内します。
同業者の方でももちろんOKです。
場所は新潟高校のすぐ近くです。
今週末にお引き渡ししてしまうので、平日限定になってしまいますが、、、

お気軽にご連絡くださいね☆

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by jun-arch | 2018-09-25 09:55 | 新築・改築 | Comments(0)

足場解体と足場組立

関屋下川原の家、足場が解体されました☆
施工は、Ag-工務店さん。
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スッキリとしたファサードです。
出来るだけ、シンプルで飽きの来ない外観デザインを心掛けています。


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内部もシンプルです。
とても明るく、広がり感のある住まいになりました。

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階段の上からの光が、良い感じで入ってきます。

9/23(日)と24(月)に、加藤淳一級建築士事務所、AG -工務店で検討中のお客様限定のオープンハウスを行います。

まだお声がけ頂いていない方でも、事前にお問い合わせ頂ければ大丈夫です。
お気軽にご連絡ください(^^)

同業の方もOKですので、ご興味のある方はぜひ☆


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続いて、関屋大川前の文京田中建設さんとのコラボワークス。
こちらも足場が解体されました☆


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内部も着々と進んでいます。
工事は少し遅れ気味で、10月中旬頃、オープンハウスを行うそうです。
狭小地に建つ、子育て世帯の住まいです。
ご興味のある方は、ぜひご連絡ください。

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Ag-工務店さんの増築工事。
この前、打合せでお伺いしたら、こちらも足場が解体されていました☆
内部はまだ工事中でしたが、少しずつ完成に近づいているようです(^^)

関屋下川原の家のオーナーから、
「足場が解体されると、一気に進んだ感がありますよね」
と言われました。

確かにそうですね^ ^

この仕事を始めてけっこう経ちますが、いまだに足場が解体されるのをワクワクしながら待っています。



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最後に上大川前通の家。

前の3物件と逆に足場が組み上がりました(^^)

地盤改良や、基礎工事では、しばらく平面的な作業が続きます。(杭は地盤深くまで施工するので、平面的とは言えませんが、地中に埋まっていてみえないので)

工事が始まって、1ヶ月くらいは、立体にならず、平面的な作業ばかりです。

でも足場が組み立てられると、とたんに建物のボリューム感が分かるので、これはこれで、ちょっと感動してしまうのです。

上棟時には、その感動はさらに倍!という感じです^ ^


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by jun-arch | 2018-09-18 22:36 | 新築・改築 | Comments(0)

8月の現場進行状況

8月の現場進捗状況です。

まずは、関屋下川原の家。
外壁工事が終了しました☆
エアコンの外部配管が終われば足場解体です(^^)

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延床29坪の住まいです。
コンパクトながら、広がり感のある住まいになりそうです。

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今回の一番の設計ポイントは、ダイニングスペースです。
ダイニングテーブルの上は、小さな吹抜になっていて、水平方向の視線の抜けに加え、立体的な広がり感が感じられます☆
9月末の引き渡しに向けて、工事が進んでいます。


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続いて、文京田中建設さんとのコラボワークス
関屋大川前の家。
21坪の狭小敷地に建つ住まいです。
しかも車を2台駐車☆



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斜めから見るとこんな感じです。
正面から見るより大きく見えますね(^^)

こちらも外壁工事が終了。
関屋下川原の家と同じく、9月末に完成予定です。



そしてもう一軒。
同じく新潟市の上大川前通で、着工しました☆

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地盤改良の施工写真です。
こちらは、年内に完成予定☆

最近は東区が多かったのですが、珍しく中央区で3軒が工事中です。
しかも関屋近辺で、徒歩圏内の物件もあれば、車で10分内で残りの現場にも行けます。
近くて助かります(^^)

でもこの暑さで職人さんは大変です💦
昨日は特に酷かったですね。

はやく涼しくなってほしいです。

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by jun-arch | 2018-08-24 18:58 | 新築・改築 | Comments(0)

べた基礎を採用した理由

新潟市中央区の関屋下川原の家、基礎工事が完了しました☆
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以前のブログに、布基礎か?べた基礎か?どちらが良いか?と記事を書きました。

結論としては、木造住宅の場合は「布基礎が良い」と書いていたのですが、関屋下川原の家は「べた基礎」です。

「えっ?!書いてることとやっていることが違うじゃんっ!!」
と思いますよね⁈

ちょっと待ってください。
べた基礎を採用したのには理由があるのです。

それは、今回の物件が床下エアコンによる暖房計画だからです。

床下エアコンとは、簡単に言うと、基礎内に送風するようにエアコンを設け、床下から家を温める方式です。

布基礎のように、立上り(基礎の壁のようなもの)が多くなると、温まりづらい場所が増えてしまいます。

べた基礎の場合は、地中梁にすることによって、基礎の立上りを減らすことが出来るため、基礎内の温度ムラを少なくすることが出来るのです。

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↑ちょっと分かりづらいかも知れませんが、深く掘り下げているところが地中梁です。


また、コンクリートの蓄熱効果も期待できます。

私のブログより、床下エアコンについて詳しく書いているものが多いので、気になる方は検索してみてくださいね☆


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by jun-arch | 2018-06-13 10:13 | 新築・改築 | Comments(0)