加藤淳一級建築士事務所の日記

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2018年 04月 09日

来場御礼 木崎の家オープンハウス

先週末、木崎の家のオープンハウスを行いました。

設計中のお客様や何度かお会いした方のみのオープンハウスで考えていましたが、オーナーの左官仕上げがとても素晴らしく、「もっと多くの人に見てもらえたら」と急遽思い立ち、ブログやフェイスブックで告知させていただきました。

直前の告知でもあり、また雪が降る悪天候のなかにもかかわらず、予想以上の来場者数がありました。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました!
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オーナー自身が塗った外壁です。
「実際にみてみると、とても素敵」と、多くの来場者から大好評でした☆

ありがたいことに、同業者の方からも問い合わせがあり、何人か来ていただきました。
昔、お世話になった職人さんからも連絡があり、とても嬉しかったです。

とある同業者から、「写真よりも、内部の雰囲気がとても良い!」というお言葉を頂きました(^^)

「えっ、写真はダメなの?」
とネガティブな捉え方があるかもしれませんが、私にとって、とてもありがたい褒め言葉です。
加藤淳一級建築士事務所では、写真では表現できないような「居心地の良さ」のようなものを追求しているからです。

奇抜なデザインを追求するのではなく、そこに住む家族が気持ちよく過ごせるような空間を目指して、突き詰めて設計をしています。
外部の環境、家族のライフスタイルや夢、コストなどなど。
諸条件を整理し、その土地が持つポテンシャルを最大限に引きだし、「自分がここで暮らしたら」と我がことのように考え、試行錯誤を繰り返しながら、設計していきます。
写真映えするかどうかは、その結果でしかありません。

でも、その雰囲気を写真で表現できたら、完璧ですが(^_^;)
急遽思い立ったオープンハウスなので、時間がなく、私が撮影してちょってイマイチだったかも。。。

オープンハウスに快く応じていただいたオーナーのK様、
厳しい時期の工事を奮闘していただいた施工のAg-工務店の皆さま、
ご来場いただいた皆様、
ありがとうございました!


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住まう家族にとっての快適さと、
建築としての可能性を追求する。
加藤淳 一級建築士事務所
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by jun-arch | 2018-04-09 09:20 | 新築・改築 | Comments(0)
2018年 03月 21日

布基礎か?べた基礎か?どちらが良いか?

ブログのタイトルに関しては最後の方をお読みください。

東中島の家、基礎工事です。
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基礎工事の流れをおおまかに振り返ります。
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まずは、雪片しから。
ダンプ7台分の雪を場外に搬出しました。
2日間の作業量。
今年のような大雪は大変です💦

一部、置換工事(地盤補強の必要な弱いところに土を入れ替えること)が必要でしたが、新潟では珍しく、地盤改良工事をせずにすみました(^^)

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鉄筋検査時の写真です。
許容応力度計算により、場所によって鉄筋量や、基礎のベース巾が異なるため、一ヶ所ずつ、図面通りかどうか確認していきます。
基本のベース幅は600㎜にしていますが、写真の場所は、ベース巾が基本より150㎜広い、750㎜巾になっています。
理由は簡単で、荷重が多くかかるところほど、基礎巾が広くなるからです。
加藤淳一級建築士事務所では、許容応力度計算のソフトを使って基礎も計算しています。

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基礎のベースを打設後、型枠組み。
立上りの打設前に、基礎と土台を緊結するアンカーボルトのチェックを行います。

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立上りの打設が完了し、型枠を外し、基礎の内部に土をいれているところです。
この後、防湿コンクリートを打設して、基礎工事完了です☆

以上、基礎工事の大まかな振り返りでした(^^)
他にいろいろと細かな作業や検査やチェック項目などあるのですが、今回は割愛。




ここからが本題。

ブログのタイトル、
布基礎か?べた基礎か?どちらが良いか?

みなさんはどちらが良いと思いますか?

加藤淳一級建築士事務所では、木造住宅の場合、基礎はベタ基礎ではなく、布基礎を基本にしています。
東中島の家も布基礎です。

べた基礎信仰ともいうべき、べた基礎だったら安心、という風潮が、建築業界にはあります。
ハウスメーカーの宣伝力のせいか、一般の方にもそのような考えを持っている方が多いです。
同業者でもかなり多いです。

布基礎よりべた基礎の方が良い、というのは、木造住宅に関しては私は間違っていると思います。

理由は、大きく3つです。
・木造住宅と布基礎との相性が良いこと。
・べた基礎を採用することにより、プランニングの制約が大きくなること。
・布基礎の方が、コスト面で有利であること。

上記の3つは、日本の住宅の安全性を高めるための活動を続けている構造塾さんで教えてもらったことを、自分なりに解釈したものです💦

構造塾さんの下記ブログなどに、詳しく書いてありますので下記をクリックしてください。

構造や省エネ性能には必ず根拠があります。
あいまいな勘や世間の風潮にとらわれず、計算やシミュレーションを積み上げていって、安心、安全な家づくりをしていきたいと思います。


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by jun-arch | 2018-03-21 12:34 | 新築・改築 | Comments(0)
2017年 12月 10日

上棟式 木崎の家

木崎の家、建て方作業が無事に終わり、上棟式を行いました☆

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木崎の家は2階にリビングがあります。
ロフトと一体になった、広がり感のある計画です。

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上棟式を行うのはAg-工務店の渡部棟梁。
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2階リビングに併設されたテラスから、五頭連峰の山並みが見えます。
天候にもよりますが、景色を愉しむことが出来る贅沢なリビングです(^^)

最初に訪れた時に、住宅街にも関わらず、2階からの眺めが良さそうだと思いました。
もちろん、リビングからの眺めだけを理由にこの案をおススメしたわけではありません。
細長い敷地形状やオーナーのライフスタイルなど、さまざまな条件を突き詰めていって、結果として「2階リビング案になった」という感じです。
そして幸運なことに、その案がオーナーがイメージしていた家づくりにも合致していました。

「2階からの眺めは良いだろうなぁ~。おれがここに住むんだったら、2階リビングが良いな」
と敷地調査時に思いました。
「自分が住む」と思って設計すると、良いプランになるような気がします☆

そしてその狙い通り、良い眺めです☆
私は住めませんが^_^;
こんな贅沢な場所に住めるオーナーが羨ましいです。

オーナーのK様、上棟式、おめでとうございました!
そして、生憎の悪天候の中で建て方作業をしたAg-工務店の皆様、お疲れさまでした!

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住まう家族にとっての快適さと、
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加藤淳 一級建築士事務所
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by jun-arch | 2017-12-10 15:20 | 新築・改築 | Comments(0)
2017年 09月 26日

足場解体 さとう鍼灸接骨院

さとう鍼灸接骨院。
足場が解体されました☆
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とてもシンプルな外観です(^^)
飽きの来ないシンプルなデザインで、素朴な素材感のようなものを感じられるような建物になるように心がけて設計しました。


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前面道路からの写真。
この地域には切妻屋根が多く(写真右側)、樹木などの緑も豊富であり、街のところどころで好ましい景観を形成しています。
でもそういった好ましい建物が減って、箱状の新しい建物に代わってきているのが現状です。

さとう鍼灸接骨院では、周辺の建物に呼応するような切妻の屋根形状で、景色に馴染んでいくようにしました。
景色に馴染むのと同時に、地域にも愛されるような接骨院になれば、という思いがコンセプトにあり、それを大事にしながら、プランや建物形状を検討していきました。

この建物が長く愛され、愛着をもって使われることを願って、お客に寄り添った設計であることはもちろん、スタッフにとっても機能的で使い勝手が良いようにヒアリングを重ねてきました。

工事は終盤に近付いています。

このような施設であっても、実際に設計・設計監理していると、一般的な住宅と考えの根っこが同じであることを認識できます。



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by jun-arch | 2017-09-26 08:20 | 新築・改築 | Comments(0)
2017年 08月 26日

高窓からの採光 さとう鍼灸接骨院

さとう鍼灸接骨院新築工事、外部のガルバリウム鋼板の外壁工事が終了。
写真の下地部分には板張りです。

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四角に近い矩形の建物は、建物内の真ん中あたりに光が届きづらくなります。
そこで、さとう鍼灸接骨院では屋根形状を一部変化させて、光の採り入れ方を工夫しました。
それは大屋根の一部を欠き取るようにして、屋根を段状にし、高窓を設けているところです。
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その高窓のある部分は小さな吹抜になっていて、そこから室内の奥の方まで光を取り入れています。

欠き取った部分に耐力壁も必要だったため、窓の個数を絞ったのですが、予想以上の明るさでした(^^)
連続する構造梁の上の高窓からの光が、室内をとても明るくしています☆


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by jun-arch | 2017-08-26 17:13 | 新築・改築 | Comments(0)
2017年 06月 22日

白山浦の家 外観竣工写真

Ag-工務店さんとのコラボワークス、白山浦の家。
竣工写真を撮影しました☆

敷地の間口は6.5m、奥行12m。
約24坪の狭小地に建っています。

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道路と反対側の南面。
建築基準法を上回る耐震基準で計算しつつ、可能な範囲で、大きめに窓をとっています。

右上の大きな開口は、ダイニングと一体となったサンルームです。
この窓から、新潟花火が良く見えます☆

通行する人からは見られない裏側ですが、ヒューマンスケールで良い感じにまとまりました(^^)

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こちらがメインのファサードです(^^)

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道路側は北面であることと、プライバシーの確保から、窓は少な目になりました。
ガルバリウム鋼板と、ウッドシェイクの壁でシンプルにまとめています。

プランや諸条件、光の採り入れ方、風の抜け、構造や建物内の空間構成など、さまざまなことを突き詰めていくと、自然に外観のデザインも整ってきます。
奇をてらったデザインをしようと考えて設計しているわけではありません。

次回、内部の写真をアップしたいと思います!



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by jun-arch | 2017-06-22 22:25 | 新築・改築 | Comments(0)
2017年 06月 17日

普段着のように心地良い中庭のある住まい

「金沢町の家」がhomifyの特集記事で紹介されました(^^)


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by jun-arch | 2017-06-17 05:56 | プロフィール | Comments(0)
2017年 03月 27日

リノベーション工事開始

一年以上前から設計していたリノベーション工事が始まりました!
休業していた食堂の宴会用のお座敷を、快適な住まいにリノベーションします。

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そのお座敷です。

雪見障子から庭を眺めることが出来、とても良い雰囲気です。
腕の良い大工が丹精込めたお座敷の造りで、とても大切に使われていました。

この雰囲気に負けないくらいのリノベーションが出来るのか⁉

今回の重要なテーマの一つでもあります。

プレッシャーを感じながらも、雰囲気のある空間づくりを目指して設計しました。
間取りも変更し、特徴的な部分を残しつつ、一年かけてオーナーと打合せしてきました☆


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いざ解体開始!

壊す部分、残す部分は、解体前日までに、テープを色分けして指示しておきました。

リノベーションやリフォームでは解体してみて気づくことが多いです。
床下や天井裏をいくら調べても、調査しきれないことがしばしば。

今回も、建築時の図面はなく、予想していたところに、柱や梁がなく、大急ぎで構造計算をし直して、対処しました^_^;
その場その場での対処も必要になり、経験や知識も大切です。


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検討時の模型。

夏頃に竣工予定です☆

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by jun-arch | 2017-03-27 17:59 | リノベーション・リフォーム | Comments(0)
2017年 02月 28日

マンションリノベーションの可能性

知り合いの工務店さんから依頼があり、マンションのリノベーション案を作成しました。
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設計条件として、
①床に段差をつけないこと
②対面キッチン
③部屋二つを、仕切りで共有出来るように

③の要望は、クローゼットの位置を変更すれば、簡単に解決します。

②の要望(対面キッチン)を叶えようとすると、キッチンの向きを変えなくてはいけません。
しかし、調査したところ、キッチンの向きを変えるには、配管の都合上、床に段差を設けなくてはいけないため、①の条件(段差無)がクリア出来ません。
つまり、①と②の要望はどちらかを諦めなくいけなくなります。
安易に考えるとそうなります。

そのまま、どちらかを諦めたのであれば、設計事務所として芸がない。
知恵を絞り、①と②の要望、どちらも叶えるプランを考えました☆

マンション特有の廊下部分もLDKとして取り込み、さらに部屋の大きさを変えて、①と②の要望を叶えました。
しかも納戸スペースまで出来ました(^^)

工務店さんも不動産屋からの依頼だったので、私が打合せに参加することが出来なかったのですが、オーナーに気に入ってもらえたようです☆
納戸スペースも喜んでくれたようです。

今回は、「ご提案まで作業」という依頼だったので、これ以上はお手伝い出来ないのですが、条件の多いマンションのリノベーションの面白さを垣間見ることが出来ました。
実は、他にもアイデアが次々と浮かび、もっともっと提案に盛り込みたい衝動を抑えるのが大変でした^_^;
予算的な条件もあり、デザイン性なども求めていない、とのことで、今回は我慢がまん、、、

今回の経験で、条件が厳しくても内部空間を快適に出来る方法は無限大、と再確認しました。
また、直接オーナーのコミュニケーションを図りながら設計をすると、もっともっと良い空間になると思います。

マンションリノベーションをお考えの方、ぜひ加藤淳一級建築士事務所にお気軽にご相談ください。
お待ちしておりますm(_ _)m


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by jun-arch | 2017-02-28 09:40 | リノベーション・リフォーム | Comments(0)
2017年 02月 27日

プライベート性の高い中庭空間

金沢町の家では、庭を囲むような部屋配置にしました。

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右側がリビング、左側が寝室、正面が、玄関や廊下です。


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道路側から。
道路から建物を見ると、中庭の様子はまったく分かりません☆
奥の敷地からも同様に見えなくなっています。

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中庭が外から唯一見えるのが、南東側の建物から。
その対処方法として、木塀を建て、さらに植栽を植えて見えにくくします。

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屋根形状と採光のシミュレーション。

プライバシー性を確保しつつ、リビングにどのように光が入り、またどのように西日をカット出来るか、屋根形状を試行錯誤して設計していきました。

結果、リビングの奥まで光が入り、シミュレーション通り(^^)

オーナーの要望、敷地条件、日の入り方や風の抜け方、耐震性の確保やコストなどなど。
さまざまな事柄をとことん突き詰めて、設計していきます。

金沢町の家も快適な住まいになりそうです☆


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by jun-arch | 2017-02-27 17:10 | 新築・改築 | Comments(0)