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「加藤さんが設計した建物は光の入り方が非常によいものが多いけど、計算で出来ているものですか?」

と、アンドウッドの遠藤さんから質問されました。
(アンドウッドさんは、設計意図や住まい手の好みから、プロ目線で素材を提案してくれるフローリング専門店です)

多くの建築事例に接していている方からの言葉なので、とても嬉しかったです。
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アンドウッド、遠藤さんの撮影です。
遠藤さんは、フローリングを納品した現場の撮影をされています。

「過去の撮影した記憶から、写真を見返してそう思った」

とのことでした。

ということで、遠藤さんに撮ってもらった写真を、私もあらためて見返してみました。

どのような光か、少しカテゴリー分けして掲載します。

〇直接みえない窓からの光
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「五十嵐の家04」スタディコーナーの窓からの光


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「新発田猿橋の家」階段と廊下の先からの光


〇高窓からの光
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「東区の家」ダイニングリビングの高窓からの光

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「三条の平屋」キッチン上部の高窓からの光


〇小さな吹抜からの光

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「関屋下川原町の家」キッチン前の小吹抜からの光


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「真砂の家」キッチンまで明るくするリビングダイニングからの光

〇景色を切り取る窓からの光
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「五十嵐の家04」 スタディコーナーの光


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「真砂の家」 中庭からの光



〇暗い場所から明るい場所をみる
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「東区の家」 廊下からリビングダイニングをみる


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「三条の平屋」 玄関からダイニングキッチンをみる


〇反射する光
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「東区の家」 窓から入った光が天井に反射



〇抽象的な光
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「真砂の家」 リビングダイニングの高窓からの光


遠藤さんの写真、本当に素敵な写真ばかりです。
自分が取り扱うフローリングに対しての深い愛情を感じます。
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写真はすべてアンドウッド遠藤さん


ところで、最初に戻って、

「加藤さんが設計した建物は光の入り方が非常によいものが多いけど、計算で出来ているものですか?」

という質問に対して、

「計算、とまではいかないのですが、開口部の位置と大きさはじっくり練って考えています。
また模型やパソコンのモデリングで確認したりしています。
出来るだけ自然光で居心地が良くなるように考えて設計しています」

とお答えしました。
新潟の冬の日照時間は少ないため、

「どのように光を採り込むか」

というのは、居心地の良い空間にするための必須要件だと思っています。

コロナ禍により、住まいのあり方は必然的に見直されていくでしょう。
例えば、
・在宅勤務のためのスペース
・趣味のスペース
・ガーデニングスペース
などなど。

小さな子どもを安全に遊ばせることが出来る中庭の需要なども増えるかもしれません。

上記の課題に対応しつつ、ちょっと抽象的ですが、

「どうすれば居心地良く過ごせるか」

ということも、もっと重要になってくると思います。

居心地の良さに決まりはなく、人それぞれです。
ですが、光の入り方は多かれ少なかれ、居心地の良さに影響を与えます。
居心地の良さを追求するのはとても難しいことですが、その土地の持つ特性を活かしたり、住まい手が求めているライフスタイルに一生懸命寄り添ったりすれば、解決できるのではないかと考えています。

設計を始める前の綿密な敷地調査と、オーナーとじっくり住まいについて話し合うことの重要性を、あらためて感じています。

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住まう家族にとっての快適さと、
建築としての可能性を追求する。
加藤淳 一級建築士事務所
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# by jun-arch | 2020-05-07 10:41 | コラム | Comments(0)

先日、初回面談で会ったご夫妻から、
「加藤さんと家のことを話して、とても楽しかったです!」
と、言っていただけました。

嬉しいです(^^)

オーナーから、「楽しい」という言葉を引き出せると、本当に嬉しくて、
「やったっ!!」
と、心の中で叫び、ガッツポーズをしています。
(本当に口に出したり、ガッツポーズもしていません、念のため。あくまでの心の中だけです。。。)
そして、その日の飲むお酒の味は格別です。

独立するまで、設計や工事管理の仕事などをしてきました。
営業の経験は0(ゼロ)です。
話題を盛り上げたり、駆け引きしたりするのも、とてもとても苦手です💦
始めて会う方にどのように話したり、アピールしたりすれば良いのか、独立する頃はまったく見当も付きませんでした。
手探りで今まできましたが、やっぱり「初回面談は難しいな」と感じていました。

住学の勉強会だったり、いろいろな人のアドバイスなどをもらったりして、初回面談用のパワーポイント資料を作りました。
そのお陰で、私たちがどのような住まいを提供できるかを分かりやすく伝えられたと思います。
面談する方の家づくりに対する考えや、思い描いているライフスタイルなども引き出せたので、つくって良かったです(^^)

初回面談のご夫妻に、「楽しい」と感じてもらえた一番の理由は、
私たちの家づくりに共感してもらい、自分たちの住む家が、
「今考えている理想以上のものになるかも!」
と思ってもらえたらからではないか、
と感じています。

初回面談に限らず、次のタイミングでオーナーから「楽しい」と言われることがあります。

・初回プランを提出した時(予想以上のプランだった!)
・フローリングなどの素材選びをしている時(素材を直に手に取り、一緒にイメージが具体的になってくる!)
・上棟式の時(今まで図面の中で話していたものが、数日でアッという間に建ち上がった!)
・木工事が進み、内部の雰囲気が少し分かるようになった時(生活がイメージできる!)
・完成した時(「早く住みたい!」と思うと同時に楽しかった家づくりが終わってしまうのか、という少し寂しい気持ちも。。。)

などなど。
家づくりの楽しさを感じてもらう工夫_b0349892_13355374.jpg
住んでからも、「家にいるのが楽しい!」と言ってもらることも。
写真は荻曽根の家

設計中は、2週間から3週間に1回のペースで、打合せを進めて行きます。
設計を進めていく中で、閃いたことやアイデアなどもオーナーと共有していきます。

また工事中は、出来るだけ現場に足を運んでもらうようにしています。
現場での技術面や拘りなど、可能な限り説明しています。
オーナーにも、設計や工事の過程をみていただくことで、ものづくりの楽しさを一緒に味わってもらいたい、という気持ちからです。
また、自分の家に、どれだけ多くの人の「技術」や「思い」が込められているかも分かってもらえたら、とも考えています。
なぜなら、オーナーの喜びが、現場の業者や職人さんたちのモチベーションにも、つながっているからです。

一世一代の家づくりです。
カタログから選ぶように家づくりをするのではなく、どうせ作るんだったら、オーナーにも一緒に楽しんでもらいたい。

楽しんでもらうための工夫も、もっともっとしていこうと考えています。
ハウスメーカーやビルダーには出来ない、私たち小さな設計事務所だからこそ可能なことを。


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# by jun-arch | 2020-04-27 16:36 | コラム | Comments(0)

写真は、今月お引き渡しした秋葉区古田の住まい。
「畳リビングから二つの庭を愉しむ住まい」

古田の住まいは、ダイニングの一角にあるスタディーコーナーがあります。
ウィズコロナの生活 スタディコーナーと書斎_b0349892_06180350.jpg
ダイニングの一角にあるスタディコーナー

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二人並んで、勉強したり、仕事したり。


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左側がキッチン、右側が畳リビング


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キッチンから

ダイニング脇に、大胆にスタディコーナーを設けた事例もあります。


全国で緊急事態宣言が出され、子ども達が通う小学校、中学校は木曜から休校です。
子ども達がいての、在宅での仕事であれば、このようなスタディコーナーは重宝しますね。
ウィズコロナの生活に必須アイテムになるかもしれません。
なかなか作業効率が上がらなかったり、全然仕事が出来なかったりしますが。。。

小学校高学年になれば、少し距離というか、集中できる場所の方が良いですね。
前々回のブログで、テレワークを考慮してつくられた書斎なんかどうでしょうか?


また、書斎に関してのコラムやブログなどもあるので、ぜひ見てみてください。



建築業界では、飲食店やイベント業界ほどではないのですが、大手ゼネコンの現場がストップするニュースも入ったりして、先行きの不透明感が増しています。
身近なことでも、キッチンなどの住宅設備機器のショールームが休館になったり、リフォーム現場の職人さんの入り方を制限したり、と影響が出始めています。
打合せもやりづらい状況なので、着工が遅れたり、工期が延びたりと影響が出始めそうです。

これから家づくりを考えている方は、「腰を据えて自分たちの家についてじっくり考える良い機会だ」とポジティブに考えられると良いですね。

加藤淳一級建築士事務所では、予約制での打合せなど、細々と続けておりますが、ビデオ通話による住宅相談なども対応していますので気軽にお問い合わせください。

暗い気持ちになり過ぎず、今出来ることを前向きに考え、実行していきましょう!


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# by jun-arch | 2020-04-21 09:10 | 古田の家 新潟市秋葉区 | Comments(0)

昨年お引き渡しした「東区の家」の特集記事です。
公園に向かい、浮かぶように佇むくつろぎの2階リビング_b0349892_08593750.jpg
新潟市東区の住宅街にある、北向きの土地を購入して家を建てたMさんご夫婦。交通量の少ない2車線の道路に面しており、向かいには公園の緑地が広がっている。
公園に向かい、浮かぶように佇むくつろぎの2階リビング_b0349892_09002494.jpg
「以前暮らしていたアパートは、道が狭く不便な土地だったんです。新築をするなら、広い道路に面した土地に建てたいと思っていました」とご主人。

「8カ月くらい掛けて土地探しをしていましたが、不動産屋さんのホームページでこの土地を見つけたんです。目の前に家がないのもいいなと思いここに決めました」と奥様は話す。

車2台を格納できるピロティを備えた形状で、大きな窓がある2階はルーバーによって目隠しされている。
公園に向かい、浮かぶように佇むくつろぎの2階リビング_b0349892_09010740.jpg
一見不安定な形状にも見えるが、しっかりと許容応力度計算されており、耐震等級は最高等級の3をクリア。もちろん、車と玄関の間は雨に濡れることなく行き来できる。中央には耐力壁を兼ねた外部収納が設けられており、デザイン・構造・機能が一体にまとめられているのも特徴だ。

一見不安定な形状にも見えるが、しっかりと許容応力度計算されており、耐震等級は最高等級の3をクリア。もちろん、車と玄関の間は雨に濡れることなく...

続きは、ホームページの特集記事をどうぞ!

特集:公園に向かい、浮かぶように佇むくつろぎの2階リビング
↑↑↑クリック↑↑↑



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# by jun-arch | 2020-04-16 09:08 | 東区の家 新潟市 | Comments(0)

新型コロナ、大変ですね💦
早く終息することを切に願います。

テレワーク、リモートワークなどという言葉を頻繁に聞くようになりました。
もちろん、在宅勤務が出来ない職種や業種があります。
可能な人は、首都圏やコロナの感染者数が増えている地域など、在宅での仕事を余儀なくされている状況にあります。

コロナ終息後、また元に戻るとは思うのですが、
「意外と家でも仕事できるじゃん!」
と、自宅で作業したり、ZOOMやスカイプなどを使って打合せしたり、と会社に行かなくても仕事が出来ること気づく人が多いのではないでしょうか。
廻りからの影響も少ないので作業効率が上がることがあるかもしれません。
今までの働き方から大きな変化になると思います。
それに伴い、テレワーク、リモートワークに適した住まいづくりの需要も高くなってくるように思いました。


先月お引き渡しした「吹抜でつながるタテとヨコに広がる住まい」は、設計段階から、テレワーク・在宅勤務を視野に入れていました。
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水道町の家の書斎


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キッチンダイニングの吹抜を介して、書斎につながっています。
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ダイニング側から書斎をみる

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書斎の窓から、キッチンダイニングを見下ろす

冬は暖気が2階に上がるので、書斎は暖房要らずです。
夏は、立体的な風の動きにより、気持ちよく過ごせます。



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書斎とつながった、西日の当たる物干しスペース。
書斎の奥側に物干しスペースを設け、そこにエアコンも設置したので、猛暑日も快適に仕事が出来ます。


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仕事モードのON-OFF扉の開閉により可能です。
 扉を閉める→仕事開始!
 扉を開ける→息抜きっ!!

というような感じで。


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書斎の窓からみえる弥彦山
写真:Daily Lives Niigata
息抜き、といえば、窓からの眺めが重要です。
弥彦山や隣地の樹木もみえて、リラックス効果抜群。(羨ましい。。。私もここで仕事したい。。。)


実際にテレワークをしてみて、作業効率が良くなることを実感した人も多いのではないでしょうか。
家族や自分の時間も増え、ワークバランスが良くなり、より充実した生活を過ごせるようになるかもしれません。
良い面がある一方、息抜きや趣味など、さまざまな誘惑に打ち勝つ精神力も重要かもしれませんね。。。
子どもが小さいと、寝てるとき以外は生産性が著しく低くなるし。。。

というわけで、次回のブログでは、子どもを見ながらのスタディスペースに関しての事例を幾つかご紹介したいと思います。

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# by jun-arch | 2020-04-14 08:59 | 水道町の家 燕市 | Comments(0)