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子ども部屋の設計ポイント。

今まで設計した物件で、子ども部屋のタイプを、4つほどご紹介します。

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写真:星野裕也

①個室型
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①個室型
一番オーソドックスなパターンです。

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三仏生の家

小学校低学年のうちは、それぞれの個室は必要ないと思いますが、個室型を選択されるご家族は、
「将来、工事するなら最初からやっていた方が良い」
という考えの方が多いように思います。



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②将来分離型
一室→二室(又は三室、四室...)
子どもの成長に合わせて部屋を間仕切ります。
移動式の収納家具をつくり、それで部屋を区画するのもアリだと思います。

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関屋大川前の家

子ども自身が、自分の部屋を欲しがった時に、間仕切る予定でした。

「関屋大川前の家」は、私の自宅です。
子どもが3人なので、3部屋に分けられるように設計しました。

長女が小5の時、個室を欲しがったのでそれぞれの部屋に区画したのですが、将来、また広く使えるように、取外し可能な間仕切壁にしました。

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喜多町の家
「喜多町の家」では、廊下も一体のホールにしています。
子どもが小さいうちは、広くひろく使います。
表しの梁を利用して、ロフトもつくれるようにしてあります。




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③寝室一体型
子ども部屋の一つを、寝室と一体的に使います。
「まだ子ども一人だけど、もう一人欲しいな」と思うご家族向き。

これから生まれて、尚且つ個室が必要になるまでには、十数年かかります。
それまでは、寝室を広くしておいて、それまで家族全員の寝室にしてもOKです。

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坂井砂山の家
坂井砂山の家では、将来の子ども部屋を、寝室内の小さなリビングとして利用しています。
少しスキップフロアになっているので、その段差により、同じ空間であっても、場所の差別化が出来ています。




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④共有収納タイプ
子ども部屋、それぞれの部屋にクローゼットや収納を設けるのではなく、共有します。

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東中島の家

「東中島の家」では、それぞれの部屋には、本棚だけ設けて、収納とクローゼットは、共有にしました。
それぞれの子ども部屋は収納が無い分、出来るだけコンパクトにしています。
収納内にエアコンを取り付けてあり、一台で二部屋分の冷暖房を兼ねています。



子ども部屋のあり方は、家族それぞれです。
子どもの成長、ライフスタイルの変化を見込んで、可変的な使い方をご提案することが多いのですが、①のように最初から個室を選ばれるご家族も多いです。



現在、建築中の「五十嵐の家04」では、お子様が3人。

②の将来分離型で、子どもが小さいうちは、3部屋分を一緒にしています。
子どもが小さいうちは、家族5人の寝室です。

そして、それぞれの子ども部屋の広さは、なんと畳3帖分!

でも大丈夫です👍

別に収納スペースと、家族のスタディコーナーを設けているからです。

↓パースの左上がスタディコーナーです↓
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五十嵐の家04の検討パース

リビングの一角に、スタディコーナーを設けています。

少しスキップフロアになっていて、ダイニングテーブルのベンチ代わりにもなります(^^)
スペースも省略出来て、一石二鳥。
空間の差別化にもなるから、一石三鳥?
お父さん、お母さんは家事をしながら、子どもの様子が見れます。(んっ、一石四鳥??)


「五十嵐の家04」ですが、11/23、24にオープンハウスを行う予定です!

共有のスタディコーナー、南側隣地の雑木林、日本海と佐渡島が見えるルーフテラスなどなど、見どころ満載です☆

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南側隣地の林を借景にしているリビングとスタディコーナーからの眺めも必見です。

また詳細が決まりましたらブログなどでご報告したいと思います☆

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住まう家族にとっての快適さと、
建築としての可能性を追求する。
加藤淳 一級建築士事務所
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by jun-arch | 2019-10-31 09:35 | コラム | Comments(0)

設計する際、その敷地の持っている特色や個性などをどのように引き出し、有効活用するかを重点的に考えています。


昨年にお引き渡しした東中島の家の例です。

お引き渡しから1年経って、お邪魔した時の写真です↓
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窓からみえる植栽が良い感じです(^^)
お子さんの洋服もおそろいで可愛いです☆
実は、窓から見える緑は、自分の家ではなく、お隣さんのお庭なんです。

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敷地調査時の写真。
西側の建物と建物の合間に、燐家の庭がありました。

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ご提案時のコンセプト図

植栽は生活に彩りを与えてくれます。
また、ストレスや疲れなどを解消してくれる効果もあり、癒しになります(^^)
西側なので、西日が心配ですが、その植栽が日差しを遮ってくれるので心配なし。
7、8月は太陽高度が高いので、植栽の上から日差しが入るため、その時期だけは、カーテン必須です💦
または、グリーンカーテンをしても良いかも。

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その庭が見えるところをタタミスペースにしました。
個室ではありませんが、ほんの少し囲まれているようにして、ほっと落ち着けるスペースにしてます。
自分の家の庭のようですが、もちろん、お手入れは隣家の方がしてくれます(^^)


↓その他の敷地の有効活用として、ランドリールーム↓
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キッチン脇にランドリールームを設けました。
東側の建物と建物の隙間から、光と風が通るので、とても快適です☆
もちろん、キッチンの脇なので、家事効率もバッチリ👍
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家事導線に回遊性もつくり、暮らしやすい間取りになりました。


↓そして敷地全体の有効活用↓
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道路側の間口に比べ、奥に細長い長方形の土地でした。
ハウスメーカーの企画プランだと、南側や北側に敷地を持て余してしまう感じです。

前面の道路の交通量も多かったので、道路に対して、少し奥まったようにするため、カーポートの向きを道路に対して平行にしました。
南側の庭に囲み感が出て、プライベート性が増します。

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カーポートの既製品感も目隠しの木塀により、ほんの少し和らぎました。


東中島の家、Daily Lives Niigataさんに取り上げていただきました。

Daily Lives Niigata 取材記事「いつまでも居たくなる。それは目に見えない心地良さがあるから」(←クリック)


新築時のオープンハウスでは分からない、実際の暮らしぶりが良く分かるので、ぜひ読んでみてください。


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by jun-arch | 2019-10-07 09:34 | コラム | Comments(0)

設計する際、限られた空間の中で如何に広がり感を出すか色々と工夫しています。

その一例で、先週撮影させていただいた関屋下川原の家の例を挙げます。
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↑設計コンセプト↑

どのように広がり感を出すことが出来るか、図にしてみました。

関屋下川原の家での大きなポイントとしては、
「空間の容積を変えずに、如何に広がり感を出せるか」
という点です。

 一つのボリュームを二つに分けます
    ↓ ↓ ↓
 そのボリュームをずらします平面的な広がり
    ↓ ↓ ↓
 ③小さな吹抜を付け加えます(立体的な広がり



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コセンプト図の②を平面的に書いた図です。
ピンクと青をずらすことにより、視線が延びて、奥行を感じられるようになります。

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③そして、小さな吹抜を付け加えます。
ただ付け加えると、その分、部屋の容積が増えてしまいます。
ですが、天井をほんの少し低くすることにより、もとの容積のままです。

天井がほんの少し低くなっていますが、小さな吹抜があることにより、天井高さのメリハリが出て、広がり感を出す効果が増しています。




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奥のキッチン側からの写真
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対角側の玄関を入ってからの写真

視線が対角に延びて、広がり感を感じませんか?
少し低めの天井高さも、開口部(サッシ)の高さを天井に合わせることにより、気になりません。
そして小さな吹抜が、天井高さのギャップと視線の抜けをつくり、広がり感を演出しています。

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小さな吹抜(写真:Daily Lives Niigata)

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LDK全体(写真:Daily Lives Niigata)

広がり感の演出に関しては、つねに工夫しているので、決まったカタチを決めている訳ではなく、物件ごとに変わります。
敷地条件、オーナーのライフスタイルやコストなどなど。
当然のことながら、条件が異なれば、設計も変わってくるのです。

広がり感を演出する他の例も、ホームページのコラムもどうぞ。
 吹抜に頼らず、開放的な空間をつくるには(←クリック)
 小屋裏の有効利用~開放的な空間~(←クリック)



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by jun-arch | 2019-09-25 10:01 | コラム | Comments(0)

設計者の拘りとして、木目風、タイル調といった○○風、○○調の疑似的な素材を出来るだけ使わないようにしています。
しかし、建売住宅やハウスメーカーなど、そんな疑似的な製品で全て構成されている印象です。

 外壁はレンガ調
 玄関ドアは木目
 フローリングもまた木目
 キッチンやお風呂などの住宅設備機器が、これまた木目だったり、石目調だったり。。。

○○、○○調ばかりで日本の住まいが仕上げられています。

日本ではそういった製品で溢れかえっています。
建材メーカーなど、高い技術力や資本力を使って、如何に本物に似せるかというプリント技術に精を出しているように見えます^_^;

最近では樹脂サッシまで、外部内部共に木目調の商品を出しています。
そんなことに時間や技術力を使うのなら、高性能サッシをもっとコストダウンして、世界から遅れをとっている日本の住宅の断熱性能向上のため、もっと尽力してほしい、、、なんて思ってしまいます。

なぜ、設計者として、○○風、○○調を使いたくはないのか?
それは次の3つが大きな理由です。


 1.素材を素材のまま使いたい

 2.住むほどに味が出てくる住まいにするため

 3.メーカーの都合で廃盤になる



1.素材を素材のまま使いたい

○○風、○○調でつくられた建物は、写真としては綺麗に見えるかもしれません。
例えてみると、安価に作られた装飾的なラブホテルのような美しさ、のいう感じです。
また、今の日本の街並みもそういった外壁で作られたものになっています。

○○風、○○調といった疑似的な、嘘で表面を取り繕ったもので、住まいをつくっても、本当の居心地の良さや快適と感じられる空間にはならないし、日本の街並みも美しくなっていかないと思っています。


2.住むほどに味が出てくる住まいにするため

プリントされたもので作られた家は、出来た時が一番綺麗です。
しかし、所詮はプリントなので、時間が経てば傷ついたり、劣化してみすぼらしくなっていきます。
自然の素材であれば、経年変化により、味わいが出てきます。
フローリングなど、汚れ過ぎたら、表面を0.5㎜ほど削れば新品同様です。
プリントが貼られたフローリングは、表面が剥がれれば、それでお終いです。

3.メーカーの都合で廃盤になる

リフォームなどで、外壁を部分的に張り替えていて、色だけ似せているのを見たことはありませんか?
それはメーカーが、メーカーの都合で、商品の入れ替えを頻繁に行っているからです。
もし新築後10年ほどして、外壁が部分的に傷んだ時、同じものを発注しようとしても、同じ柄や色合いがないのが普通です。
そのため、柄が似たような外壁材を張って、塗装屋さんが苦労して、似たような色に調合して、塗装しています。
でも、つぎはぎになっているのは一目瞭然です。
住む人にとっては何十年も住み続けなければいけないのに、メーカーの都合で、つぎはぎのような家になるなんて、不条理なことだと感じています。

と偉そうなことを書いていますが、加藤淳 一級建築士事務所が、すべて素材のままで建築を作っているわけではありません。
例えば、自然素材だけで住まいを造ろうとしても、どうしてもコストが高くなってしまいます。
合板や突板だったり、場合によっては既製品なども使ったりしています。
合板や突板であれば、表面に本物の木が貼られているので、経年変化で味がでてきます。
木目を活かすような塗装をすることにより、様々な表情も見せてくれます。

その他の建材や外壁材なども市場に流通してている、普遍性の高いもの、そして出来るだけシンプルなものを多用しています。


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住まう家族にとっての快適さと、
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by jun-arch | 2019-07-02 10:09 | コラム | Comments(0)

造り付けキッチン

加藤淳一級建築士事務所では、既製品の洗面台や建具、複合フローリングの床はあまり提案しません。
それらには、耐久性の高さや、クセのない安定した品質という利点がありますが、私は、家は住まい手の心を満たすものであるべきと考えているためです。
そのため、味わいや表情のある造作の家具や建具、無垢の床などを提案しています。

場合によっては、オリジナルの造り付けキッチンを提案することもあります。

コラボワークの「善久の家」のキッチンです。
料理が趣味でもあり、仕事でもある奥様の要望を叶えるには、既製品のキッチンで合うものはなく、造り付けをご提案しました。
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ダイニングテーブルと一体となったキッチンです。

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キッチンの背面もキッチンに合わせてデザインしています。

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ロフトからキッチンダイニングをみる。

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提案時のイメージパース。
この図をもとに、オーナーとキッチンの詳細を詰めていきました。 

キッチンの詳細とは、どんなものか?

その詳細の一部の例として、
・天板をステンレスにするか、人工大理石にするか?
・水栓金具、コンロやレンジフードの種類は?
・色や素材はどうするか?
・扉にするか、引き出しにするか?どんな金物にするか?
・キッチンとダイニングテーブルをフラットにするか、少し段差を設けるか?
などなど。

この他にも、まだまだあります。
キッチンで決めることは多岐にわたり、労力や経験が必要ですが、立体的な絵があると、そういった打合せもスムーズです(^^)

関屋大川前の家のキッチン。
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こちらはL型のキッチンです。
キッチンの下はオープンにして、ごみ箱やキャスター付の棚などが置け、オーナーの使い勝手により自由にアレンジできます。
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シンクの前と脇に棚を設けています。
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ダイニングからキッチンをみる。
ダイニングからは、キッチンのごちゃっとした感じが見えないように工夫しました。
棚の裏にマガジンラックを設けいます。

中木戸の家
リノベーションのキッチン例です。

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実はもともとあった、アパートによくあるようなセパレート式のキッチンを天板とシンクだけ新しくして再利用しています。

扉も再利用し、内部の仕上げ材に使った材料を張り付け、インテリアとしても統一感を出しています☆


さて、造り付けのキッチンのコストですが、素材、コンロやレンジフードの種類により、既製品のキッチンより安く出来ることもあります。
それでも、ショールームへ行って、既製品のキッチンを見ると、痒い所に手が届く感じで、使い勝手やメンテナンス性が良さそうだなぁ、とつい感心してしまいます。

既製品のキッチンも悪くない。
けれど、自分仕様のキッチンの方が愛着が持てるし、やっぱり好きだなぁ、とも思っています(^^)



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by jun-arch | 2017-02-08 10:01 | コラム | Comments(0)

書斎スペースを設計しているとき、なんだかワクワクしてきます。
子どものころ、秘密基地をつくって遊んだりしていましたが、それに近い感覚です。
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そのワクワク感が、住まい手にも伝われば良いな、と思いながら、図面を描いたり、パースを描いたりしています。
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提案時のパース。


今まで設計した書斎をタイプ別にしていくつかご紹介します。

1.個室型書斎
2. 寝室にある書斎
3. リビングにつながる書斎
4. ぐるぐる回れる導線にある書斎

1.個室型書斎
個室の書斎。
南側に面して、明るい書斎です。壁一面に本棚を設置しています。


2.寝室にある書斎

中山の家の事例です。
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主寝室の奥の一部を書斎にした例です。

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掘り炬燵のようになっています。


江南の家の書斎事例。

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寝室の右側奥にあるのが、書斎です。ぐるっと回り込んで、書斎に到達します。
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床が上がっているのは、下に階段があるためです。
ちょっとした段差により、寝室との境界が出来ます。


3.リビングにつながる書斎

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ちょっと分かりづらいですが、階段の奥に書斎が見えます。
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書斎側から階段越しにリビングが見えます。
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断面図です。
スキップフロアになっていて、主寝室がリビングより低くなっています。書斎スペースは、リビングと主寝室の間に位置しています。

4.ぐるぐる回れる導線にある書斎

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寝室に付随したウォークインクローゼットの奥に、隠し部屋のように書斎を設けました。
書斎から、2階のテラスにも出られるようになっていて、
書斎→2階テラス→2階ホール→寝室→ウォークインクローゼット→書斎
とぐるぐる回れるプランになっています。

個室というか、一人になれる場所も家のどこかに必要だと考えています。
私は家族とどのようにつながるか、ということを大事にして設計しています。でも、家族との時間を大事にする一方、時々一人になりたい、と思うことのあるもの。そのような場所や時間があることによって、もっと家族とのつながりを大事にするのではないか、と考えています。
書斎は、手軽に設けられる“そのような場所”でもあるのです。

私が書斎を提案する時に考えているポイントは、次の二点です。
1. ワクワク感や少年のような遊び心
2. 家族とつながりながらも、一人にもなれる場所

配置する場所、導線や窓のとり方により、書斎はとても楽しい場所になります。
面積や予算が限られていても、書斎は大きなスペースを要しないため、アイデア次第で実現可能だと思います。
そのようなところが、設計力の見せ所、とも言えます。

耐震性や省エネ性能を上げることはもちろんのこと、自分も楽しく、オーナーにも楽しんでもらえる書斎など、遊び心もある提案を心掛けています。


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by jun-arch | 2016-12-13 06:00 | コラム | Comments(0)

小屋裏の有効利用

本来、閉じられているはずの小屋裏を利用して、広がりと開放感を演出します。
小屋裏は、ロフトや小屋裏収納として使うことも多いのですが、ここでは小屋裏を使った小さな吹抜ともいえる天井に変化のある事例を紹介します。


■小屋裏に天窓を設け、明るい空間に

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↓↓ビフォー写真↓↓
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↑↑ビフォー写真↑↑

中木戸の家
小屋裏を有効利用したリノベーションの事例です。
もともと薄暗かった部屋です。
小屋裏を表し、天窓を設けました。
日中は照明いらずです。


■小屋梁を空間のアクセントに
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↓↓ビフォー写真↓↓
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↑↑ビフォー写真↑↑

田上の家
小屋梁の一部を表し、空間のアクセントにも利用しています。


■天井の高さのギャップによる開放感

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↓↓ビフォー写真↓↓
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↑↑ビフォー写真↑↑

北上の家

一般的にはどの部屋も、同じ天井高さにします。
小屋裏を有効利用することにより、天井の高い部分と、通常の天井高さ(2.3~2.7m)とのギャップにより、空間に開放感が生まれます。


■新築での小屋裏利用

リノベーション、リフォームに限らず、新築住宅での小屋裏利用も同じように出来ます。

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中山の家
写真:星野裕也

下屋になっている部分の小屋裏まで天井を上げ、2階の子ども部屋1階のリビングがつながっています。


■高窓の光
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天野の家

写真提供:Daily Lives Niigata


下屋分の屋根なりに天井を貼り、高窓から光が入るようにしました。

隣家からの視線を気にせず、光を取り入れることが出来ます。


小屋裏の利用は、天井を、平らに、普通に仕上げるよりは、天井が高くなった分の工事費がかかってきます。大工の手間、材料費や足場などが通常の工事費にプラスされてしまうからです。

その工事費以上に豊かな生活空間を得ることが出来ると考えています。


加藤淳一級建築士事務所では、間取りなどの平面的な提案だけでなく、立体的に空間を吟味し、プラスアルファの空間を提案しています。





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by jun-arch | 2016-08-13 07:36 | コラム | Comments(0)

建具の開け閉めにより、広く使ったり、個室として使ったり出来ます。

吹抜をつくらずに、開放的な空間をつくるのにも最適で、生活を楽しむ重要なアイテムでもあります。


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開けて、

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閉めて。

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開けて、

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閉めて。


普段はリビングに使っているスペースを、ゲストの宿泊時にも建具によって可能です。

一人になりたいときは、そっと閉めたりなんかして。

内部だけでなく、外部とのつながりにも。
一番上の写真は、外部の木製建具を戸袋に引き込んで、フルオープンにした写真です。

ある程度のプライバシー性を確保しつつ、外で遊んでいる幼い子どもを見ながら家事も出来ます。
家の中と外を使ったお手軽BBQにも最適です。

限られた敷地や住まいの中で、いかに生活を楽しむか。

建具は重要なアイテムです。


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by jun-arch | 2016-06-23 14:35 | コラム | Comments(0)