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2016年 09月 09日 ( 1 )

空間の調和と梁塗装

新潟県小千谷市三仏生(さんぶしょう)の家、もうすぐ完成です!


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三仏生の家では、真っ白な和紙が貼られ、室内はとても明るいです。


積雪量の多い多雪地域なのですが、ワンランク上の耐震等級を求め、梁成が大きくなっています。梁成が大きくなった分、梁の存在感が強まってしまい、部屋に入ると頭を押さえつけるような圧迫感を感じました。
耐震性を上げるため、天井が少し低くしたこともその要因の一つです。
圧迫感を和らげる対処として、梁をほんの少し白く塗装しました。

真っ白く塗りつぶすのではなく、木目が残るように白く塗装しています。
梁材を白く塗装することにより、圧迫感が和らぎました☆

木目の個性というか、存在感はとても強いです。梁を白く塗装することにより、梁の個性が少し弱められ、天井と調和した感じになりました。
視線は小吹抜や開口部へ向かうようになり、空間に広がりを感られ、梁の圧迫感を感じなくなりました。

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書斎の入り口。
階段の前の障子を開けると、リビングとつながります。
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サニタリーの洗面化粧台。
シンプルな雰囲気で仕上がっています(^^)
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外観。
足場が解体されました!
内部のイメージとうって変わって、黒い外観です。



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エントランス脇から。
雪が分散して落ちるような屋根形状にしてあります。


天井が低くし、建物の高さを低くすることにより、耐震性は上がります。
しかし、天井をただ低くするだけでは、圧迫感を感じ、快適性は損なわれてしまいます。
耐震性を担保しながらも、開口部の取り方、部屋と部屋のつながり、立体的な空間構成など、大きな吹抜を頼らずとも、室内を広く感じられるような工夫を心掛けて設計します。


----家づくりをたのしむ、人生をたのしむ----
加藤淳一級建築士事務所
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by jun-arch | 2016-09-09 22:20 | 新築・改築 | Comments(0)