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2016年 02月 01日 ( 1 )

耐震診断の醍醐味

耐震診断の醍醐味の一つとして、時を超えて、その職人と合っているかのような錯覚を味わえることです。

耐震診断では、現地で半日くらいかけて入念に調査します。
そのあいだ、部屋の中の造作や職人の技に感心させられることがよくあります。

ですが、それ以上に感動する場合があります。
それは、人の目につかない小屋裏や床下に潜ったときです。
職人のその住宅に対する「思い」のようなものが伝わってくるような気がするのです。

なぜなら、床下や小屋裏は、普段はお客様の目に触れないところ。
一生、目にする機会がないかも知れません。

職人としては、手を抜こうと思えばいくらでも手が抜けるわけです。
実際、木材や電気配線の切れ端があったり、ひどい建物では、たばこの吸い殻があったりしたこともあります。

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写真は、耐震診断時の小屋裏写真です。
構造材も当時のものとしては安心感があり、埃は溜まっていますが、とてもきれいな小屋裏でした。

職人の真面目さが伝わってきます。
そういった仕事に触れると、私が造ったわけではないに、嬉しいような、誇らしいような気分でになり、不思議な幸福感を包まれながら帰路につけます。



----家づくりをたのしむ、人生をたのしむ----
加藤淳一級建築士事務所
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by jun-arch | 2016-02-01 08:54 | リノベーション・リフォーム | Comments(0)