2016年 06月 28日
手塚貴晴講演会 in ステージえんがわ
半屋外の外部に開放された空間。
50mほど先に北三条駅があります。
少し足を止めて世間話したりできる、とても良い空間だと思います。
屋根はあるけど、誰でも自由に入れる空間です。
あんまり賑やかになりすぎると、「近隣からクレームが来るので声のトーンは少し控え目に」と何度か注意されました^_^;
手塚建築研究所の建物は、どれもコンセプトが単純明快です。
この建物も、誰でも自由に出入りできる、寄り合い所のような意識で設計されたそうです。
道路境界線に沿ったプランは、人を招き入れる感じがします。
また、縁側が両側にあり、何となく足を停めてしまい、ここに居たくなる様な居心地の良さを感じました。
実際に、道路の人通りは少ないものの、建物内には講演会以外の人で賑わっていました。
「都会では絶対に出来ない建物」
と手塚さんが話していましたが、確かに都会では、いろいろ文句を言われて成立しなさそう。
地方でこそ実現できる建物だと思いました。
スパイス研究所のカレーも美味しかったし、また行きたくなる建物(というか「居場所」という感じかな)でした(^^)