加藤淳一級建築士事務所の日記

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2016年 05月 27日

築20年のサイディング

親戚の家の外壁改修工事をしていました。
築20年、窯業系サイディングの劣化状況です。


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土台水切りに直接サイディングが載っていて、サイディングが水を吸いやすい状況でした。
土台水切りとサイディングとの間に隙間を空けて、水を吸わないようにすると、ここまではひどくなりません。
20年前はこのような施工方法も多かったのでしょうか?
写真のように指でボソボソと取れていきます。
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サイディングの上から釘で留めつけてあります。
釘頭も当初は塗装してあったのですが、塗装が剥げ、錆が出ています。
おそらく、釘とサイディングの隙間から水が入り、凍害により、サイディングが割れたのでないかと思われます。
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化粧の付け梁。
壁面からのでっぱり部分の装飾部分の劣化は早いです。
もし付け梁を取り付けるのであれば、耐久性を考慮した納まりや施工方法があります。

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苔が生えている部分も、、、

10年程前に一度外壁塗装をしているにも関わらず、このような状況であることは、施工方法の稚拙さによるものです。

地域に合った素材を選び、その素材に合った施工方法の重要性をあらためて感じました。



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加藤淳一級建築士事務所
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by jun-arch | 2016-05-27 10:48 | リノベーション・リフォーム | Comments(0)


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