2016年 03月 10日
性能の先の心地良さ~伊礼智講演会~
伊礼智が提案する、実物大の展示もありました。
天井高さは2100㎜。
写真に撮り忘れたのですが、障子戸の障子紙の部分が、カーテンのレースになっている引き戸がありました。ちょっと不思議な感じで面白いです。
講演会の備忘録として。
・過剰ではなく、実用的なデザイン。斬新さではなく、以後ごちの良さを心掛ける。
・建てる予定の敷地に行ったとき、敷地の中で、気持ちの良い場所を見つける。
・断面に無駄のない家。
・良い景色だけ残して開口を絞る。光のデザインが出来る。
・遠くが見えるところに開口部を設ける。良い景色が取れるようにチャレンジする。
・開口部近傍に心地良さが宿る。デザインの可能性はまだまだある。
・性能の先の心地良さとは、住まい手の五感に応える総合的な設計の中にある。
開口部に関してメインに書きましたが、設計の標準化とその可能性に関しての話もありました。
伊礼智の講演会には何度か行ったことがあるのですが、新たな気づきもたくさんありました。
普段心掛けていることもあるのですが、良い空間、心地よさの追求にはまだまだ足りないところがあるな、とも感じさせられました。
住まい手が心地よく、快適な生活が提供出来るよう、もーっと頑張ります☆